きっかけはわたしから。なんかね、前から思ってたんだよね。
「静ちゃんって絶対、自然光に合うタイプじゃん?」って。
ふんわりしてて、淡い色着てて、空気感が独特で。あの人、たぶん撮ったらすごいよ、って。
で、ある日ふと「静ちゃん、こんど一緒に写真撮りに行かない?」ってLINEしたら、けっこう間があってから「うふふ、いいですよ」って返ってきて、そのテンポも静ちゃんっぽくて笑った。
当日、待ち合わせ場所に行ったら、静ちゃんはいつもの淡い紫のワンピで来ててね。「うん、最強」って心の中で思った。
近所の公園と、その近くの古いカフェに行ったんだけど、もうね、光がすごい。木漏れ日のあるベンチに座ってもらって、何枚か撮ったんだけど、ファインダー越しに見た瞬間に「あ、これ違う」って思った。
何が違うって、空気が違うんだよね。
わたしが自分で撮るときの「盛れた!」とは別の方向で、静ちゃんは「絵」になる。すっと馴染む感じ。これはちょっと、自撮りでは出ない種類の写真。
途中、静ちゃんに「もうちょっと斜め向いてー」って言ったら、首だけ角度変えて目線そのままで、なんか不思議な構図になっちゃってさ。「あ、こっちも顔ごと」って言い直したら「あら」って笑ってた。可愛い。
カフェではアイスティー飲みながら、撮った写真を一緒に見返した。
「これ、わたしじゃないみたい」って静ちゃんが言ってて、いやいや、これが静ちゃんなんだって、って思った。
一番気に入った1枚は、まだ秘密。SNSに上げる前に、まず本人に見せたい。
自撮りばっかりだったけど、人を撮るのもいいなって思った日でした。
静ちゃん、また付き合ってね。
今度はわたしも撮ってもらおうかな。
じゃあまた📸
— Ruka♡